地域猫活動支援
近年、猫はペットとして飼う人が増えたり、猫グッズなど人気が上昇していますが、その一方で飼い主のいない猫による環境問題や住民トラブル、猫の繁殖などが問題になっています。
猫は野生動物ではありません。元々は人のそばで暮らしてきた愛玩動物です。しかし日本では、人の勝手な都合で捨てられた猫が、年間で約11,000匹※以上殺処分されているのが現状です。また、その中の6割が生まれて間もない子猫です。
私たちは、そんな不幸な飼い主のいない猫や「殺処分されるために生まれてくる小さな命」を減らし、地域のトラブルを解決し、人と猫が安心して暮らせる地域社会をめざす『地域猫活動』のお手伝いができればとの思いからこのプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトの商品の売上の一部は、全国各地の地域猫活動を支援されている『公益財団法人日本動物愛護協会』の「新しい家族探し活動」および「殺処分低減活動」へ寄付されます。
※環境省統計資料「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況(令和3年度)」より
地域猫活動とは
猫は倍々で増えるのではありません「ねこ算」で増えていきます
猫の恋のシーズンは春・夏・秋、年に3回。猫の繁殖力は非常に強く、計算上、一度に4〜8匹産み、一年で20匹以上、三年後には2000匹以上が一組の猫から産まれます。
TNR=捕獲→不妊去勢手術・耳先カット→元の場所に戻す
Trap(トラップ): 捕獲 Neuter(ニューター): 不妊手術 Return(リターン): 猫を元の場所に戻す
地域猫とは
地域住民の合意のもと、不妊去勢手術・耳先にV字のカットを施してある飼い主のいない猫のこと。カットされた耳が桜の花びらのように見えることから「さくらねこ」とも呼ばれます。住民やボランティアなどが給餌やトイレを共同管理し、見守っています。